1.企業内部の問題点の抽出と改善
PDCAに基づく環境経営(環境マネジメント)システムに取組むと、
様々な問題点が解決されます。
継続的に改善していくことにより、環境面だけでなく、
経費の削減や生産性・歩留まりの向上、目標管理の徹底等の
経営面での効果もあげることができます。
・一人、あるいは特定の人ではなく、全員で取り組む。
・その場、そのとき限りの取組みではなく、決められたルールに
基づいて行動する。
・取組みにあたっての目標が明確になる。
・取組みの結果をきちんと評価できる。
・目標が達成出来なかった場合は、原因を明らかにすることができる。
・日々の取組みを積み重ねることにより、年々継続的に改善できる。
etc2.具体的なメリット
〇多くの企業が、環境への取り組みや環境経営システムを取引条件の
一つとしております。
〇認証・登録にあたり自治体の補助金を受けられる。
〇入札参加資格審査での加点を受けることができることがある。
〇日本政策金融公庫をはじめ、多くの金融機関で低金利融資制度が
始められています。
〇環境省のガイドラインに基づき、第三者機関の認証を受けることで、
社会的な信頼を得ることができます。
〇環境活動レポートを作成し、外部に公表することにより、取引先や
消費者等からの信頼性が向上します。
これは、企業の社会的責任(CSR)の一環にもなります。